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格格の北京日記


色とりどり

お弁当の宅配サービスを利用した。
今日はハンバーグ弁当を注文。

いつもより届けられるのが遅かったが、久しぶりに食べるハンバーグを楽しみにしていたのだが……届けられたハンバーグ弁当を見て、私は愕然とした。

ハンバーグが赤いのである!

それもケチャップや唐辛子の赤ではなく、赤ピンクっぽい色をしている。
しば漬けのピンクに近いだろうか。
肉の表面と付け合せのきのこが赤ピンクに染められていた。
あまりの色彩に、食欲が失せてしまった。
少し食べてみたが、なにやら薬品っぽい味がしたので残してしまった。

完全に選択を失敗した。
30元もしたのでどんなハンバーグかと楽しみにしていたのに、がっかりして悲しくなってきた。

どうして中国人は、食べ物にこう変な色をつけたがるのだろうか。
中国人的には自然界に存在しない色でも、カラフルに染められていた方が食欲がわくのだろうか?
それだけはどうしても理解できない。


先日、友人の誕生日のためにケーキを注文したのだが、ケーキカタログを見て一番シンプルそうな、ホワイトクリームがベースのやつを選んだにも関わらす、ワンポイントとして赤、緑、黄色、青などのクリームや装飾がのせられていた。
これもまた失敗した。
まかせっきりにしないで、作っている横について、その色を使うなとか、余計なものをのせるなとか指図しておけばよかったと後悔している。

しかし、それでもシンプルなほうで、他のといえば、紫クリームの花だとか、全体が緑だとか、食欲のわきそうにないクリームがゴテゴテに塗られていたり、そのようなクリームを使って干支だとかオリンピックマスコットのフーワーだとかが描かれている。
確かに、見るだけならばきれいで楽しいのだが、そのケーキは食べるものでしょ?
本当にこんな不自然な色のケーキを食べたいと思うのだろうか。
私には無理だ。
by dagege | 2007-12-06 14:48

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北京に留学している格格の日記です。中国のおもしろ体験を紹介できたらと思います。格格はゲゲと読みます。満洲語の女性の敬称で、お姉さん、娘、お嬢さん、お姫様など場合に応じて使い分けられます。
by dagege
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