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格格の北京日記


これってセクハラ?!

中国と日本では人と人の距離感が違う。

中国人は人と人の関係を非常に重視し、万事がそれで動く。
ようするにコネ社会で、コネがなければとんでもなく苦労させられたり、不可能だったりすることでも、コネさえあれば簡単に片付いてしまうこともある。

人と人の関係も濃厚だ。
特に教師と学生の関係は重要で、親子関係に近いものがあるようだ。
日本では母の日、父の日はあっても教師の日というものはないが、中国では9月10日の教師の日に学生が先生に感謝の気持ちを表す。
中国人に、日本には教師の日はないと言ったら、日本では教師を大切にしないのかと変な顔をされた。


人民大の先生はいい先生ばかりで、特に指導教官の先生にはいろいろとお世話になり非常に感謝している。

しかし、最近よその先生にいたく気に入られてしまい、ちょっと困っているのだ。
日本的に言えば、これってセクハラ?!と思いたくなるのだが、日本と中国では感覚が違うのだろうか?単に私が気にしすぎなのか?
悩んでしまう。


事例1
あるシンポジウムで会った先生に、酒の席で触られた。腰の下のほう…。
やめてよ気持ち悪い。中国ではお触りはありなの?

事例2
別の先生だが、えらく気に入られてしょっちゅう一緒に飲もうと誘ってくる。
都合が悪いと断ると、そこで引き下がらずに、いつだったら空いているかと執拗に予定を聞いてくる。

このような場合はどうやって対処したらいいのだろうか?
中国の女学生ならどうするのだろうか?
相手がえらい先生だった怒らせるわけにはいかない。
怒らせたら自分がどんどん不利になるだけだ。
こちらの立場は勉強させてもらいに来ている一介の留学生にすぎないのだから。
そうやって拒否できないでいると、どんどんストレスが溜まっていくんだな。


そしてなぜか私は若い男性ではなく、おじ様に気に入られてしまう傾向があるようだ。
非常に困ります。
by dagege | 2008-01-22 19:10

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北京に留学している格格の日記です。中国のおもしろ体験を紹介できたらと思います。格格はゲゲと読みます。満洲語の女性の敬称で、お姉さん、娘、お嬢さん、お姫様など場合に応じて使い分けられます。
by dagege
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