格格の北京日記


北京の年越し

いよいよ大晦日です。

せっかくだから中国の伝統的な方法で年越しをやりたい!
というわけで、寮に残っている友人たちと中国の伝統にのっとった方法で年越しをすることにした。

中国の伝統的な年越しの方法、それは餃子と爆竹である。

餃子は日本にいた頃に家でよく作っていたが、それは市販の皮を使った焼き餃子。
中国の主流は水餃子で、皮から手作りする。

夕方、スーパーに材料を買いに行き、ついでに爆竹と花火も買ってきた。
爆竹は大晦日の数日前から市内のいたるところにテントの即売所がたっている。
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爆竹販売所の前にはたくさんの人たちが爆竹を買い求めに来ていた。
すでに数日前から夜は爆竹の音が鳴り響いていたのだが、本番である今夜はどれくらいの爆竹が使われるのか、非常に期待が高まる。

餃子は豚肉、羊肉、えびの3種類作ることにした。
皮作り、具作りなどの分かれて作業。

餃子作りは非常に手間がかかる。
大人数で作らなくてはやってられない。
だからこそ家族の共同作業で一家団欒と結束ができるのかもしれない。

手作り餃子は、外見はちょっと劣るけど、とてもおいしくできました。

12時が近づくと、外で爆竹と花火の音が激しさを増していった。
私達は12階建ての寮の屋上に上がり、カウントダウンを待つことにした。
屋上からは視界一面に花火が見える。
街中のいたるところから、噴出す花火。
今夜はこの街のすべての人々が、思い思いに花火をあげながら、新しい一年の幸せを願っているのだろう。

その花火の量は私の想像をはるかに絶するものだった。
これをみたら、日本の花火大会なんてかわいいものだ。
こちらはまさに街中総花火大会をやっているのだから。
日本では花火大会でしか見られないような大輪の打ち上げ花火が、ここでは個人レベルで買えてしまうというのも、恐ろしいことだ。
打ち上げ花火の音は砲撃のよう、爆竹のバババババという連続音はまるで機関銃だ。
あたりは戦場のような興奮につつまれた。
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屋上で花火の競演(狂演?)を眺めているうちに、すっかり体が冷えてしまった。
気温はマイナス10度近くまで下がっていたのだろうか。
一度室内に戻り、今度は私達も参戦すべく、買った爆竹をもちだした。
校内の駐車場は学校が指定した、爆竹をやってもいい公認場所である。
私達はちゃんとそこまで行ったが、もちろんそんな指定はお構いなしにみんなそこいらで好き勝手にやっている。

私達が買ったのは500連発爆竹(これが一番安いタイプで10元。他には1000発、2000発などがある)、手持ち花火、吹き上げ花火などである。
花火をやるのは久しぶりである。
夜の闇の中できらめく花火には人を魅了する力がある。
そして最後の花火が終わってしまった後の寂しさは、なんともいえない。

ぱーっと遊んで、花火は光と音を残して消えていった。
この夜消費された花火と爆竹の火薬はどれほどだったのだろうか。
花火は庶民にとって決して安くないはずだ。
大輪の打ち上げ花火ともなれば何百元もする。
人々は日頃の生活の中で、この日の花火のために蓄え、そして一瞬のために消費してしまったのだ。
なんと気前がいいだろう。

花火の洗礼とともに始まった2008年。
よい年になりますように。
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by dagege | 2008-02-06 23:22

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北京に留学している格格の日記です。中国のおもしろ体験を紹介できたらと思います。格格はゲゲと読みます。満洲語の女性の敬称で、お姉さん、娘、お嬢さん、お姫様など場合に応じて使い分けられます。
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