格格の北京日記


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戦いの証し

今、北京はオリンピックに備えてあちこちで古い建物の取り壊しと再開発が進んでいる。

思い出深い前門大街が完全に封鎖されて跡形もなくなってしまったときはショックだった。
しかし、住民が反対しようがなんだろうが、どんどん工事が進められてしまうのが中国だ。
人がいても問答無用で取り壊し工事は進む。
新しいものが古いものに取って代わろうとしている北京で、無性にさびしさを感じてしまう今日この頃だ。

昔北京大の南門前にも、無理やり立ち退かされそうになり、最後まで抵抗し、家兼店舗を破壊され、瓦礫の山になってもまだ立ち退かずに、テントを張って居座っていた写真屋一家がいた。
彼らは今どこでどうしているのだろうか。
そんなことがしみじみと思い出される。



昔ながらの胡同もどんどん壊されている。
胡同歩きをしながら、これからまさに取り壊されようとしている家の前を通りかかった。
周りはすでに壊されている。
ここが壊されるのも時間の問題だ。
工事のために立ち退けという張り紙にふと目をやると、
ものすごいインパクトのある文字に私の目は釘付けになった。
それはたった漢字3文字だったが、すべての状況を物語っていた。




「不 許 拆 ! ! !」 (取り壊しを許さない)




そこには確かに今現在戦っている人がいるのだ。
彼らは無力かもしれないが、たった3文字書くことで、自分の存在の証しを、戦いの証しを残しだのだ。
そして、なんとなく歩いていただけの部外者である外国人を、ここまで引き込んでしまったのだ。
文字の力は偉大である。

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by dagege | 2007-11-28 01:21


中国時代劇

たまたまテレビをつけたら私の好きな清朝ものの時代劇をやっていた。

「康熙秘史」という康熙帝の物語。

途中から見たので人物関係がよくわからないのだが、歴史ドラマに中国ドラマにありがちなドロドロ愛憎要素をたっぷり加えたものらしい。

ちょうど若い康熙帝が権臣オーバイと対決する直前だ。
どんな風に対決するのか期待が高まる。

康熙帝がオーバイを宮殿に呼び出し、配下の侍衛たちにオーバイを捕らえるように命じる。

しかし、オーバイ強い!侍衛たちが束になっても叶わない。まさに一騎当千の男だ。
鎖を巻きつけられても、ぶちぎってしまう。強すぎる!

しかし、オーバイは自ら康熙帝の前に進み出て捕らわれた。
この物語ではオーバイは悪人ではなくて、朝廷のために罪をかぶったという描かれ方をしている。悪人オーバイを康熙帝が成敗するみたいな物語が多い中で、これは新鮮だった。

オーバイの役者さんは渋くて演技もよかった。まさにベテラン俳優という感じだ。
一方の康熙帝はなんだか情けない。役者もいまいち。
演技もオーバイの役者に喰われているなあ。
まだ物語序盤だから、これから成長する様子を描くのだろうか?

とりあえず、この物語でかっこいいオーバイという新鮮な人物像を見られたことを評価したい。


しかし、いただけないのは衣装だ!衣装係に文句をいってやりたいくらいひどい!
まったく歴史考証をしていないのではないかと思われる、ありえない衣装が続出。
皇帝しか使えない黄色を多用したり、まったく歴史を勉強していない素人が適当にやっているようにしか思えない。

特にひどいのが、女性の衣装だ。
女性の頭の上に変てこな物体を乗せている。
満洲族女性の両把頭のつもりなのだろうが、まったくありえないような不思議な物体を頭の上に乗せている。頭の上にゴテゴテ物を載せればいいっていうものじゃない!
少し清代の絵や写真を見て勉強してもらいたい。
そしてメイクもやたらに現代的で、キラキラしたアイシャドウをべったり塗っていたりする。
とても趣味が悪い。
衣装だけじゃなくて、小道具も非常に安っぽいというか、手抜きが目立つ。

時代劇の考証はなるべくしっかりやってもらいたい。
私は変なところがあると、気になって仕方がないたちなのだ。
その時代の雰囲気を損ねないような、しっかりとした作りの時代劇が見たい。
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by dagege | 2007-11-22 14:07


蟹島

中国のシンポジウムに参加してきた。
しかも、泊りがけで2日間にわたって開かれる大掛かりなものだ。
本でしか知らなかった有名な先生方が多数参加されていて、名刺を交換することができた。昼食も夕食も本格的な宴会で、当然白酒で乾杯。まあ、私が活躍できるのは宴会くらいなものなのだが。

夜の宴会のあと、八角鼓の演奏を聴いた。八角鼓とは満洲族の伝統芸能で、八角形の蛇皮のタンバリンのような八角鼓をうちながら、蛇皮の三弦を伴奏に、節をつけて歌っていくものである。初めて聞いたが、軽快でノリのいい歌であった。演奏しているのは本物の満洲族の人たち。演奏後、そのうちの1人が衣装を脱ぎ始めたので、頼んで着せてもらった。またコスプレ写真が増えてしまった(汗)
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その辺の観光地の記念写真用のちゃちな衣装とは違い、小道具もしっかりしていた。素敵なものを着せてもらって感謝感激!
靴は満洲女性の厚底靴。履くと10センチ以上背が高くなるが、歩きにくくてバランスをとるのが大変だった。よく中国ものの小説で満洲族女性が纏足をしているなんて書いているものがあるが、大間違いである。纏足は漢族女性の習慣で、満洲族は纏足をしない。
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宿泊したホテルは北京蟹島度暇村といい、北京空港の近くの広大な土地に作られた総合レジャー施設だった。そこには会議のための設備やホテルはもちろん、ありとあらゆるレジャー施設がそろっていた。温泉、温水プール、釣堀、テニスコート、ゴルフ場、ボーリング場、乗馬場、動物園、農場、農村風コテージ…。シンポジウムの予定がつまっていたため、どのような施設があるのか見学する時間はさほどなかったが、おおよそ考え付くレジェー施設ならばなんでもありそうな感じである。また、ここは蟹をテーマにした蟹ランドとでも言えるようなところで、施設内のあちこちにリアルな蟹のオブジェや蟹の椅子が置かれている。
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まるで大阪の蟹道楽のようである。
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釣堀で蟹釣りをして、それを料理してもらうことも可能だそうだ。シンポジウムとしてではなく、純粋に遊ぶためにまた行きたいところである。

ちなみに私は施設内で自由に使える券200元分をもらったため、それを使って温泉と按摩コースをやってきた。温泉は貸切風呂など、いろいろなメニューがあるが、今回は1人用の風呂桶にビニールをかけたものに新しいお湯をはり、それに牛乳をまぜた牛乳風呂にしてもらった。中国に来てからシャワーしかあびれなかったので、久しぶりに足を伸ばしてゆっくり温泉に入れて幸せだ!
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by dagege | 2007-11-19 12:09


すき焼きと海苔巻き

いつもゼミのクラスメイトの中国人に世話になって、ご飯をご馳走になったりしているので、たまには私が彼らを接待したいと思っていた。

日本食を食べさせてあげたいが、ちゃんとした日本料理屋で接待したらすごい金額になってしまうし、手頃な日本食レストランはどうも嘘っぽい。
それなら私が作ってしまおう、ということで私の部屋で日本食パーティーを開くことにした。

今日は、お昼から中国人5人が来るので、珍しく早起きして料理の仕込み。

メニューは海苔巻きとすき焼き。
海苔巻き(紫菜包)は中国でも知名度の高い日本料理だ。近所のスーパーでも海苔巻き用の海苔と巻きすを売っていた。
しかし、寿司酢がみつからなかったので、白酢に砂糖、塩と昆布だしをまぜて作る。
ご飯は炊飯器がないので鍋で炊く。
具には椎茸の甘煮、キュウリ&卵焼き、ツナマヨネーズなどを準備する。

それからすき焼きの下ごしらえ。割り下を作って、肉、豆腐、野菜などを焼いていく。

12時過ぎ、クラスメイトたちがやってきた。
彼らの前で、海苔巻きを巻いていくと、とても珍しそうに見つめられた。

すき焼きもおいしそうに食べてくれた。
彼らには、生卵をつけて食べるというのが新鮮だったようだ。
一般に中国人は生卵を食べるという習慣がない。
そのなかの1人は、子供の頃こっそり生卵に穴をあけて中身を飲んだことがあると言っていたが、こっそりやったというところに、タブー意識があるようだ。
中国人にとって生卵はタブーの領域なのだ。

ご飯がおいしいとほめられた。もち米なの?と聞かれたが、普通のお米しか使っていない。
中国人の米のたき方は日本人とはそもそも違うのだ。
日本人はふっくらモチモチの粘り気のあるご飯を好むが、外で食べるご飯でそのようなものが出てきたためしはない。たいていバサバサして固めなのに、大なべで炊いた米の形のつぶれたご飯だ。こっちで出てきたご飯でおいしいと思ったことはない。
きっと炊くときの水が少ないのだろう。自分で炊けば、水を同量以上入れて、蒸し時間も計ってふっくらご飯が食べられる。

評判は上々だったので、これならば次の企画をやってもよさそうだ。
我流料理でも中国人の友人は喜んでくれる。
食べてくれる人の笑顔が作る人にとっての何よりの報酬だ。
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by dagege | 2007-11-18 00:09


公開収録参加記

先に書いたように、CCTV(中央電視台、日本で言えばNHKみたいな感じのテレビ局)の公開収録が人民大学で行われ、それに申し込んだ私は、番組制作者に目をつけられ、何かしゃべれと依頼されてしまったのだった。

事前に言われたのはそれだけ。特に台本があるわけでもないし、質問の内容も具体的には知らされていなかった。こちらは一応しゃべる内容を準備しておいたが、どんなことを聞かれるのか、内心ドキドキだった。

夕方6時集合。待ち合わせ場所に人が集まっていた。座席の指定券を渡される。今日の参加者は140~150人、うち外国人は10数人とのこと。
40分以上待たされてからスタジオへ入る。

スタジオは設備がしっかり整えられていた。大学内部にこんな施設があったことに驚く。
私達留学生はA区という特別席に座らされた。私の席は雛壇型の座席の2列目。ゲストの先生の真後ろだ。ゲストの先生が映されたときには、私の顔は映らなくても、体だけは映っていることになる。

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収録前のスタジオ。ディレクターが打ち合わせをしている。


ディレクターが注意事項を述べ、全員で拍手練習などをする。
7時過ぎ、いよいよ収録開始。

ゲストが自己紹介や自分の見解を述べた後、司会女性が留学生を紹介。
留学生として話を振られたのは、韓国人、日本人(私)、イタリア人、ロシア人の4人。
韓国人の次に、私の名前が呼ばれた。

きた!

「あなたは孔子が好き?」
好きか嫌いかなんて別に感情はないけど、ここで嫌いだなんて言い辛い。なんとも思わないと答えるのもつまらないので、空気を読んで
「好きです」と答えてしまった。
「どうして?」
どうしてかという答えにはなっていなかったが、私は小さいときから中国文化に触れていて、中国に興味があった。日本では義務教育で漢文を勉強するので論語や孔子もみんな知っている、という感じで答えた。緊張して用意した内容の半分も言わないうちに切り上げてしまった。
すると司会者は、論語を言えますかと聞いてきた。

しまった!せめて論語の一節でもそらんじられるようにしておくんだった!失敗した!

頭をひねって思い出そうとしたが、つかえてしどろもどろになってしまった。日本代表は恥ずかしいです!

すると司会者、「日本語でかまいませんよ」と言う。
「え、日本語ですか?」
「ええ、日本語でどうぞ」
日本語の書き下し文なんか言っても誰もわからないけどいいのか?と思ったが、とりあえず
「学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや。
朋あり遠方より来たる、また楽しからずや。」

これでいいのか?と思ったが、これでよかったのだ。次のイタリア人、ロシア人もそれぞれの言葉に翻訳された孔子の言葉を唱えさせられた。要するに、世界各国でこれだけたくさんの言語に翻訳されていますよということが表したかったのだ。私達はそのためによばれた外国人。私達は前座としてよばれたにすぎない。
そのあと本格的な討論がはじまった。

討論は非常に白熱した。中国人は腕をブンブン振り回し、体を揺らしながら、機関銃のような勢いでしゃべっていく。私は早すぎて議論の内容についていけなかった。みんなどんどん手を挙げて存在をアピールする。手を挙げる人が多いので、しゃべりたい人はスタジオ中央のマイクの前でしゃべることになったが、みんなゾロゾロ出て行こうとする。そして、なかにはしゃべりたくてうずうずして、前に並んでいた人を押しのけてしゃべろうとする者まで。

さすが中国人、カメラがまわっていても割り込もうとするか!

マイクを握って話さないやつや、自分の考えを繰り返し延々と述べるやつ。中国人ははっきりいって空気が読めないやつが多すぎる。しゃべりすぎるやつには、打ち切らせるためにディレクターが、拍手しろと合図を送るが、拍手くらいでは目立ちたくてうずうずしているやつはしゃべるのをやめない。司会者に、「もうあなたの考えはわかりましたから」といわれても、「あと少しだけしゃべらせろ」と食い下がっていく。本当に空気が読めない…。

いや、この国ではそれが正しいのだ。今日はそのことがよくわかった。自己主張の強い中国では、そもそも相手の空気を読んでこちらが対応を考えるなんてする必要はないのだ。空気を読んで、孔子を好きだなんて答えてしまった私のほうがおかしかったのだ。

というわけで、今日も中国人ウォッチをしていろいろ教訓を得た。

10時過ぎ、議論は終わりそうもなかったが、収録は終了した。3時間も撮っていたが、放送時間から考えて3分の1程度にカットするのだろう。
オンエアーは12月だというが、私はつまらないことしか言えなかったし、全カットされている可能性が極めて高い。あんな恥ずかしい受け答えでは全カットしてもらった方が日本の恥にならなくてよいのである。期待してくれた方には本当に申し訳ないが。
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by dagege | 2007-11-16 16:27


停電予告

寮の1Fホールになにやら紙がはりだされていると思って、ふと見ると停電予告だった。

しかも、よくみたら今日の話だ。
今日の夜11時から朝の4時まで。

あやうく見逃してしまうところだった。

しかも、はりだした日付も今日になっている。
当日にようやく予告出すなんて、遅すぎる!
せめて前日から出しておけ。
工事することくらいわかっただろうが。

このように、この国では突然停電に襲われるということはよくあることだ。
たいていその日になってようやく知らされる。
掲示に気づかず、突然真っ暗闇状態になることもしばしば。
だから懐中電灯は常備していた方がよい。


というわけで、今日の11時には真っ暗だ。
11時になんて眠れないよー。
私は夜型。12時前に寝るなんて無理ー。

11時くらいにようやく、いつも五月蝿い隣が静かになって、ゆっくりほんが読めるようになるのに。
せっかくの私の時間がー。
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by dagege | 2007-11-15 21:01


アンパンマン?!

この国にはありとあらゆるものの偽物、海賊品が出回っている。

特に日本アニメの海賊品は枚挙に遑がない。

市場を見回せば日本アニメのキャラクターをすぐに見つけることができるのだが、みんなどこかがおかしいのだ。顔のバランスがおかしかったり、どこか違和感のあるドラえもんやキティちゃんなど…

だが、そんなレベルではない、明らかにおかしすぎるキャラクターを見つけてしまった。

私はこれを見て、あまりに変すぎるので衝撃を受けた。
あの子供達のヒーローが、こんなことに…

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オレンジ色の丸い頭、赤い丸いほっぺ。
アンパンマンのつもりなのか???
しかし、顔が怖い!
目がキラキラしていて星が大きいのに、バイキンマンのように歯をむき出しているぞ。
そして毛が生えている

かたやドキンちゃんは、ちゃんとドキンちゃんに見えるのだが、どこか変だ。
よく見ると、つのが2本生えている
ドキンちゃんの双子の兄弟なんだろうか。波平と海平みたいな。

そして反対側のは、もはや原型をとどめていないが、バイキンマンのつもりなのだろうか。
つのはないし、顔も描かれていない。えらくやる気のない造詣だ

この絵を描いた人は、きっとドキンちゃんは気に入っていたから、ドキンちゃんの再現度だけ高いのだろう。
あとの2人はちょっと見ただけで適当に描いたな。
ここまで似てないと、逆に感心するわ。

SMALL ROBOT とあるが、ロボットにはまったく見えない。
どうせデザインするなら、もっとひねりなよ。
これじゃただの気持ちの悪いアンパンマンだ。

今後も変な偽物を見つけたら、逐次報告していきたい。
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by dagege | 2007-11-15 02:45


コンビニのおばさん

人民大学の門の近くにあるコンビニにはものすごく態度の悪い店員のおばさんがいる。
彼女は非常に無愛想でニコリともしない。
それどころか客の顔をまともに見ようともしない。
当然品物の扱いもぞんざいで、投げるようによこしてくる。
仕事がいやでやる気がないのが、態度からよくわかる。

彼女は夕方から夜、早朝にかけてよく見かけて、昼間あったことはほとんどない。
おそらく夜勤担当なのだろう。

私がボロボロヨレヨレの汚い札をよこされたので、交換してほしいと言った時は
チッと舌打ちしながら、「どれも同じじゃないか」とぶつぶついいながらやるので、感じの悪いことこの上ない。

そんな彼女が今日もいた。

私が4.7元の買い物をして5元出すと、彼女は2角持ってないかとたずねてきた。
私から2角とって5角札を渡すつもりだったらしい。
しかし、ちょうど私も角が切れていたので「ない」というと、
なんと、彼女はおつりをよこさずに、レジのそばにあった飴玉を投げてきたのだ。

「小銭ないからこれでいいでしょ。この飴は1元の価値があるわ」(とても1元の価値がある飴には見えなかったが)

私は、「飴なんかいらないから、おつりをちょうだい」と言っても
「ない」の一点張りで相手にしない。
それじゃあ、店の奥に探しに行くとか、なんとかしろよ。
なんで買いたくもない飴玉を押し売りされなきゃならないのだ。

「飴はいらん。角をよこせ」としばらくゴネてみたが、彼女は私を無視して次に並んでいる客のレジを始めてしまった。
しょうがないから飴玉を取って店から出てきてしまった。
たとえ1元(15円)の10分の1の角でも、押し売りされて取られたなんて、あー悔しい。
私の3角を返せ。あのおばさんは本当に最悪だ。
もうあんな接客態度の悪い店には行きたくないが、あれ以外に近くに適当な店がないからどうしても使わざるを得ないのが余計悔しい。
だけど、もうあのおばさんからは絶対に買いたくない。
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by dagege | 2007-11-15 00:54


典型的な日本人

今日は授業に出る日。

その日はいつになくワイワイガヤガヤ教室の外が騒がしいので、先生が切れて携帯で保安をよび、うるさい部屋を注意させた。
すると、その部屋は英語の口語(スピーキング)の試験中だったことが判明。

いくら口語の試験でも、周りも授業していることを気遣ってほしいところだ。
先生も、「1人ずつしゃべらせればいいのに、何でいっぺんにしゃべらせるんだ。あの教師は何を考えているんだ」とお怒りだった。

授業後、ゼミの友達に誘われて彼女の寮に遊びに行った。
そして彼女のルームメイトと彼氏を交えて長時間おしゃべりした。

彼女達と話して感じたことは、日本の情報は非常に限られているということだった。
アニメやドラマから得た断片的な日本イメージしかないのだ。

例えば日本家屋の話をした時は、畳というのは伝統的なお金持ちの家にしかないのかと思われていたり、ベッドなどの家具がなくても生活できる和室の概念が不思議だったようだ。


日本人の代表としてあげられた人物は、山口百恵、酒井法子、浜崎あゆみ、そしておしんだ。
これは多くの中国人があげる典型的な日本女性像。

そして彼らは私のことを、典型的な日本人だねと言った。

私のどの辺が典型的な日本女性なのか、おそらく私のことを知っている日本人ならば、ありえないと否定するだろう。
はっきり言って、私のようなガサツな女は典型的な日本女性とは程遠いし、そもそも典型的な日本女性には中国で生活するということ自体かなり難しいだろう。
しかし、中国ではしょっちゅう言われることも事実なのだ。

おそらく中国人のイメージする日本女性は二極分化してしまっていて、おしんのような女性と浜崎あゆみのような女性しかないのだ。
若い日本の女の子は、もっとはっちゃけていると思われているので、私のような黒髪で垢抜けていない女は伝統的なおしんタイプに分類されるのだろう。
おしんタイプは中国人のイメージする憧れの女性らしく、上品、従順、男を立てると思われている。
中国のテレビドラマにも、よくこのような日本女性が登場する。

彼らに日本女性の二極分化イメージを壊してもらうには、もうしばらくかかるかもしれない。
だが日本女性の多様性というものを徐々に理解してもらえるようにしたい。
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by dagege | 2007-11-13 10:13


突然ですが、テレビに出演することになりました。

人民大でテレビの公開収録があるので、希望者は申し込むようにという掲示が留学生宿舎に張り出されていた。

面白そうだから公開収録の見学のつもりで申し込んでみた。

そうしたら、番組製作者から電話がきちゃって、「あなたに発言してもらいたいから準備しておいて」だって。

ええー!どうしましょう。

その番組と言うのは、CCTV-1の「我們」という討論番組。
そして今回のテーマは「我心目中的孔子」
ゲストに儒教学者や孔子の子孫が来るらしい。
そして各国の留学生にとっての孔子の印象とかを聞きたということだ。
私は日本人の孔子観を述べる代表になるのだな。

どうしよう。なんて答えればいいんだ???
とにかく、何か発言稿を準備しておかなくては。
収録は今週末。
今からどきどきしてきちゃいましたよ。
まあ、どうせ留学生その1の発言なんて短くカットされるんだろうけどね。

服装はどうしよう。
製作者に、
「テレビ収録なので正式な格好をしてきて」
と言われた。
「正式なって、どうゆうのですか?和服っていう意味ですか?」
「そうそう。あなた持ってる?」
「いえ、持って来ていません。黒のスーツとかでいいですか?」
「それでいいわ」

一着スーツを持ってきていたけど、就活スーツみたいな黒スーツ。
こんなんで大丈夫だろうか。
美容院とか行くべきかな?
ああ、どうしよう。
って、私は何をてんぱっているんだ。ゲストでもなんでもないのに。
でも緊張する。
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by dagege | 2007-11-12 19:26

    

北京に留学している格格の日記です。中国のおもしろ体験を紹介できたらと思います。格格はゲゲと読みます。満洲語の女性の敬称で、お姉さん、娘、お嬢さん、お姫様など場合に応じて使い分けられます。
by dagege
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