格格の北京日記


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新秩序

北京大の未名湖でスケートをした。
スケートは今年に入ってから2回目だ。

北京大の湖は冬は天然スケートリンクになり、貸し靴屋、貸しそり屋などが現れて商売をする。
スケート靴は10元で滑り放題だ。

湖は貸し靴屋が勝手に商売をしていて、氷上で遊ぶ人々もそれぞれ勝手に遊んでいる無政府状態だった。前回までは。

ところが今日行ってみると、いつもと様子が違う。

すべっていい場所の周囲にベンチが置かれ、ロープも張られ、スケートリンクっぽくなっている。
氷が薄いところには危険だから近づくなという立て札。
周囲にはちゃんと監視する人もおり、注意を促す放送も流れる。
前回まではスケートもそりもホッケーも混在し、非常に危険だったが、今回はちゃんと住み分けもされていた。

前回は氷が薄いところは自分で気をつけて近づかないようにしなければならなかった。
薄いところは湿っていて色が違うのでだいたいわかるのだが。
今回は安全区域が明示されていて安心して滑ることができた。

氷の整備がされておらず、コンディションが非常に悪い以外は、スケートリンクっぽい体裁を整えつつあった。

学校側はどうして急に管理する気になったのだろうか。
事故でも起きたのだろうか?

新秩序の構築により快適性と安全性が増した。
一抹の不安は、今後学校側が管理費と称してリンク代を請求しだしたりしないかということだ。
北京人の冬の楽しみとして湖を開放し続けてほしい。
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by dagege | 2008-01-27 23:09


大掃除

今日はなぜか掃除がしたい気分になったので、大掃除をしてみた。

12月末は南京から帰って疲れていたところに、誕生会やら忘年会やらが重なって、大掃除をしそこねた。
今は中国の年末、旧暦で大掃除だ。

この半年間で溜まった埃を刷きだし、雑巾で水拭き。
汚れが溜まっている溜まっている。

そして、大した物がないはずのこの部屋にも、いろいろゴミが溜まっていた。
旅行先であつめたパンフレットやチケット。
こうゆうものはどうも捨てづらい。
私は物を捨てるのが苦手なのだ。
パンフレットなどは、捨てると思い出を手放すようで寂しさを感じてしまう。
でも片付けるためには、心を鬼にして捨てなくては。

今年は部屋の中をすっきりさせて、勉強の効率も上げたい。
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by dagege | 2008-01-26 20:21


不可解な掲示

昨日のことである。

夕方、帰ってくると留学生寮のホールに掲示がしてあった。
留学生行事の案内だ。

故宮と雑技参観、無料。

故宮のチケットは高いし、タダで連れて行ってくれるなら是非申し込もう。

と思ったところ、なんとそれは23日出発。
もう終わっているではないか。
しかし、なんとも解せないのはその募集のやり方である。

23日午後の出発なのに、23日の日付で張り出し、23日の午前までに留学生事務室に申し込めと書いてある。
しかし、私はその日の午前10時頃、用があり外出したがそんな掲示は確かになかった。

だいたいからして、出発日当日に掲示をして、その日の午前中に申し込めとはどうなっているのだ?
そんな掲示を一体誰が見ることができるのだろうか。
そして何人が参加できるというのだろうか?
せめて前日までに掲示しておくべきではないのか?
これでは参加して欲しくないと言っているような物である。

おそらく留学生事務室の本音は、学生達に参加して欲しくなかったのだろう。
きっと本来組んであった故宮参観ツアーの予算を丸ごと懐に入れるために、わざと学生がどうしたって参加できないような掲示の仕方をしたに違いないのだ。
それを、一応は予定通りに故宮参観を募集したけど、誰も申し込まなかったから中止にしたという形式だけ踏んだのだろう。

こうゆう小ざかしいことをされると非常に腹立たしい。
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by dagege | 2008-01-24 23:59


静かな学校

すでに学校は冬休み期間に入ってた。
最近、めっきり人が少なくなって寂しい。

試験期間が終わると中国人学生達はすぐに実家へ帰っていた。
学生達の列車のチケットは学校が手配し、早々と実家へ帰らせる。
そうしないと、一般労働者の帰省ラッシュにぶつかってしまう。

留学生達も帰国したり旅行に行ったりで、寮に残っているのはわずかだ。
そんなわけで校内は人気がなくがらんとしている。
やたらと人恋しくなる今日この頃なのだ。

すでに帰省ラッシュは始まっている。
列車のチケット売り場には長蛇の列ができ、普段なら普通に買えるチケットがもう購入不可能になっている。
この時期のチケットは学校やら職場やらが先に押さえて、その余りしか市場に出回らないようだ。
だからこの時期に旅行をしようと思ったら、早い時期から旅行社などに切符の予約を入れておかなくてはならない。

今からどこかへ旅行しようとしても切符はとれそうにないし、大混雑に巻き込まれるのは目に見えている。
以前春節期間に旅行して、帰りの切符が買えず、高い手数料をダフ屋に払っても硬座しか手に入らず、長時間へとへとになったことがあるし。

そんなわけで、旅行は混雑が過ぎてからにして、今回は北京の春節をゆっくりと過ごしたいと思う。
こんな時こそ勉強に集中するべきなんだわ。
怠けないようにしないと。
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by dagege | 2008-01-24 02:32


これってセクハラ?!

中国と日本では人と人の距離感が違う。

中国人は人と人の関係を非常に重視し、万事がそれで動く。
ようするにコネ社会で、コネがなければとんでもなく苦労させられたり、不可能だったりすることでも、コネさえあれば簡単に片付いてしまうこともある。

人と人の関係も濃厚だ。
特に教師と学生の関係は重要で、親子関係に近いものがあるようだ。
日本では母の日、父の日はあっても教師の日というものはないが、中国では9月10日の教師の日に学生が先生に感謝の気持ちを表す。
中国人に、日本には教師の日はないと言ったら、日本では教師を大切にしないのかと変な顔をされた。


人民大の先生はいい先生ばかりで、特に指導教官の先生にはいろいろとお世話になり非常に感謝している。

しかし、最近よその先生にいたく気に入られてしまい、ちょっと困っているのだ。
日本的に言えば、これってセクハラ?!と思いたくなるのだが、日本と中国では感覚が違うのだろうか?単に私が気にしすぎなのか?
悩んでしまう。


事例1
あるシンポジウムで会った先生に、酒の席で触られた。腰の下のほう…。
やめてよ気持ち悪い。中国ではお触りはありなの?

事例2
別の先生だが、えらく気に入られてしょっちゅう一緒に飲もうと誘ってくる。
都合が悪いと断ると、そこで引き下がらずに、いつだったら空いているかと執拗に予定を聞いてくる。

このような場合はどうやって対処したらいいのだろうか?
中国の女学生ならどうするのだろうか?
相手がえらい先生だった怒らせるわけにはいかない。
怒らせたら自分がどんどん不利になるだけだ。
こちらの立場は勉強させてもらいに来ている一介の留学生にすぎないのだから。
そうやって拒否できないでいると、どんどんストレスが溜まっていくんだな。


そしてなぜか私は若い男性ではなく、おじ様に気に入られてしまう傾向があるようだ。
非常に困ります。
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by dagege | 2008-01-22 19:10


温家宝とブラウンがやってきた

夕方、出かけようと学校の門まで出てくると、いつもと違う雰囲気が漂っていた。

いつもタクシーがたむろしているタクシー乗り場には、タクシーではなくパトカーが何台も止まっており、あたりには警官と軍人がやたらとたくさんいる。

そして交通規制がされており、車の通行がちょうど人民大の門のあたりから止められていた。止められている車は長蛇の列となり、交通混乱、大渋滞だ。
夕方の中関村大街は普段からひどい渋滞なのだが、今日の渋滞は殺人的である。

異様な雰囲気に、事件?事故?と思い近くにいた警察官にしゃべりかけてみた。

「今日何かあったんですか?」

すると警察官は、「夕方のニュースでも見ろ」としか答えてくれなかった。


いぶかしがりながらタクシーが捕まえられそうな場所まで離れていったが、警察官の配置はずーーっと続いていた。

ようやくタクシーを捕まえ乗り込むと、運転手に聞いてみた。
「今日何かあったの?」
「ああ、この警備は政府の偉い人でも来てるんだろう」
運転手は誰が来ているのかは知らなかったが、警備状況を見て、
「この警備なら副総理以上だな」と予測して見せた。


そう、今日は人民大学に温家宝総理とイギリスのブラウン首相が訪問し、人民大の体育館で中英卓球選手の試合を観戦していたのだ。
運転手の予想は見事に当たった。
きっと日頃からこんな大掛かりな警備と大渋滞に巻き込まれることはよくあるのだろう。

私が出くわしたのは、夕方ちょうど彼らが帰るのを警備するための交通規制中だった。
もう少し門のところで張っていれば彼らが帰るところを拝めたのだが、残念だ。

海外VIPの大学訪問は持ち回り制らしく、サルコジ大統領が清華大、福田総理が北京大だったので、次は3番手の人民大だったらしい。

とすると、お次はどこになるのだろうか?
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by dagege | 2008-01-18 03:06


鳥にご用心

鳥インフルエンザが人から人へ感染していたことを、中国政府は最近になってようやく認めた。

以前から怪しいと思われていたのが、ようやく認めたのだ。
もうあちこちで感染が拡大しているのかも。
4年前のサーズを思い出します。
あの時も、北京に患者がいることをなかなか政府は認めたがらなかった。
3月に全人代などがあって、それが無事に終わるまで隠していた。
そしてそれが終わった頃ようやく公表、もう北京にはたくさんの患者がいることが明らかになり、パニックに陥ったのだった。
今回もオリンピックに影響を与えないように、北京には絶対に患者がいないことにして隠し続けるんだろうな。

先月、鳥インフルエンザが発生した南京に行ってきたが、現地の人間は鳥インフルエンザのことなど、まったく気にしていなかった。
日本大使館や北京の日本人の友人からは絶対にニワトリに近づくなという注意のメールが寄せられたが、ニワトリに近づかないで過ごすというのは不可能なのだ。
こちらが避けようとしても避けられない。
街中のいたるところでニワトリと遭遇してしまうのだ。
南京の名物は塩水鶏とか桂花鴨だとかトリ類ばかり。
食堂へ行けば鶏肉を扱っていないところはない。
そして食堂では生きたニワトリをしめているので、檻に入れられた大量のニワトリが店に運び込まれるのをたびたび目撃した。

下の写真はたまたま捉えた微笑ましい光景。
レストランに運び込まれたニワトリが騒いでうるさいので、
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店の小姐が奥から出てきて
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箒でニワトリを黙らせています。
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しかし、食堂に近づかなければニワトリを避けられるかといえば、決してそんなことはない。
ある日のこと、私と日本人の友人がバスに乗り、最近の鳥インフルエンザ問題について噂をしていたまさにその時、1人のおばさんが大きな布袋を持って私達の近くに乗り込んできた。
袋には2つの穴があいており、そこから2羽のニワトリが頭を出していた。

おばさんは市場で仕入れたニワトリを持ってバスに乗ってきたのだ。

鳥インフルエンザの噂をしていた時に、至近距離でニワトリと対面することになってしまいました。
あまりの衝撃に私達は固まってしまったが、周りの人々は全く気にする様子なし。
こんなのは日常の風景なのでしょう。
幸い私達は鳥インフルエンザを発症せずにすみましたが、こんな風にニワトリと日常的に接していれば、感染が拡大するのは避けられないだろう。

インフルエンザの季節を無事に乗り切ることを祈るばかりである。
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by dagege | 2008-01-17 03:36

    

北京に留学している格格の日記です。中国のおもしろ体験を紹介できたらと思います。格格はゲゲと読みます。満洲語の女性の敬称で、お姉さん、娘、お嬢さん、お姫様など場合に応じて使い分けられます。
by dagege
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